妊娠・授乳期に使用が可能な降圧薬

血圧を下げる効果のある降圧剤の中には、妊娠・授乳期には使用することが出来ないものもあります。
しかし、妊娠20週以降に高血圧が現れ、産後12週までに血圧が正常に戻る症状がある場合を「妊娠高血圧症候群】と言います。
高血圧に伴い、蛋白尿が出るということもあります。
20人に一人の割合で起こり、妊娠32週以降に発症しやすいとされています。

妊娠時使用可能な薬剤としては、アルドメット・アプレゾリン・トランデート・ニフェジピンの4つに絞られます。
ARBやACE阻害薬、カルシウム拮抗薬に関しては、使用禁忌となっていますので、注意が必要です。

また、授乳期に使用することが出来る医薬品は、妊娠時に使用可能な4つの薬剤に加え、アムロジピン、ヘルベッサー、ペルジピン、インデラル、カプトプリル、レニベースも使用可能となります。
個人で購入することが出来るものではありませんので、医師の診察を受ける必要があります。
医師の指示に従い、用法・用量を守ることが大切です。

服用にあたっては、副作用についてもあらかじめ確認しておくようにし、何らかの症状が現れた場合には、医師の診察を早めに受けるようにしましょう。
ただし、服用を中止すると症状が悪化する可能性がありますので、自己判断での中止は避けるようにしましょう。

妊娠20週未満はアダラート服用禁止

アダラートとは血圧を下げる薬です。
この薬の効果は、高血圧によって狭くなっている血管を広げて血液を流しながら血圧を下げていくものです。
この薬を服用していると血圧が下がるため自分の体が健康になったように感じます。
自分の判断で薬の服用を止めたり服用量を減らしたりしてしまい、症状が急激に悪化する可能性があります。
服用する際は、医師の判断で薬の服用を行なう事が重要です。
またアダラート服用にはいくつかの注意点があります。
まず1つ目は、グレープフルーツジュースとの相性が悪い為薬を服用中はグレープフルーツジュースの摂取は避けなければなりません。
2つ目は、アダラートは妊娠20週未満の妊婦や妊娠の可能性がある人は服用禁止となっています。
これは、胎児毒性の心配がある為です。
しかし、他の妊娠中に服用禁止とされる薬と比べて特別に危険性が高いという訳ではありません。
他に服用する薬がない場合は、医師の判断で服用を認められる事もあります。
またアダラートを服用することで、副作用が出る人がいます。
症状としては、体の痒みや発疹です。
これは一時的な場合が多く医師に相談しながら服用を継続する事が大切です。
まためまいや立ちくらみが起こる人もいますが、薬の服用に慣れると徐々に治まっていきます。